こんにちは。ココです。
今日は先日放送された『はじめてのおつかい!』をパパになって初めて見た感想についてまとめてみたいと思います。
大分豆田町のミロちゃん
僕が特に印象に残った子は大分の城下町でお父さんがお蕎麦屋さん、お母さんがカフェをやっているミロちゃんの『はじめてのおつかい!』です。
僕の娘(0歳4か月)もミロちゃんと同じでみーちゃんと呼ばれているようで、うちのみーちゃんに「この子もみーちゃんって言うんだって」と話しかけながら一緒に見ることにしました。
ミロちゃんはまだ2歳と小さいですが、とっても礼儀正しくかわいらしい笑顔の女の子です。ミロちゃんの家の周りには城下町らしくおみやげ屋さんや漬物屋さん等があって、いつもミロちゃんのごあいさつに笑顔で答えています。
ミロちゃんのお姉ちゃん2人と同じように、小さな体でママのカフェのお手伝いをしようとしたところでママが言います。
「みーちゃん大変、パパがそば打ちのエプロン忘れちゃったみたい」
「パパが困ってるから持っていける?」の質問に
「うん、いける」とミロちゃんは答えます。
『はじめてのおつかい!』開始!
城下町は知り合いのお店ばかりなのでママは安心して送り出します。ミロちゃんは最初から全力で走り出しますが、カメラマンは歩いていても追いつきます。
道路の白い線の外には出ちゃダメ、と普段からママに言われているので一生懸命走っていても絶対に白線の外にはでません。やっとの思いでパパのお蕎麦屋さんの道路を挟んで反対側まで来ました。
でも、白い線の外は出ちゃダメだから渡ることができません。小さな靴が、白線を半分だけ踏んでつま先を揃えます。
どうしようか悩んでいると、近くの金物屋さんのおじさんが「ミロちゃんどこ行くの?渡るかい?」と声をかけてくれました。
おじさんに手を引かれ、なんとか道路を渡ることができると、振り返りながらおじさんに「ありがとう!」と伝えます。
無事お父さんの元へ到着すると、職人気質のお父さんは「お、みーちゃんきた。ありがとう、これで蕎麦が打てるよ」とやや硬めのセリフじみた言葉を発しエプロンを受け取ります。
ひとしきりミロちゃんを褒めたパパは「時計が出来たんだって」と新たなおつかいを頼みます。時計屋さんはお蕎麦屋さんを出て、ちょっと行ったところにあります。
道中、城下町のお店の人たちが頑張れー!ミロちゃん!と声をかけてくれます。1人ひとりの声に答えることに夢中になっていると、なんと時計屋さんを通り過ぎてしまいました。
「とけいやさんさんどこかなー?」ちょっと不安げな顔でお店一つひとつを覗いては通り過ぎを繰り返します。気付けば歩いているうちにママのカフェに戻ってきてしまいました。
くやしい気持ち
ママはお店の前で待っていてくれましたが、ミロちゃんは浮かない表情です。ママはミロちゃんが無事にエプロンを渡せたのを電話で聞いていました。「ミロちゃんよく頑張ったね」そう言うと、ミロちゃんはママの胸を借りて泣き出してしまいます。
「とけいやさんが、わからなかった」震える声でミロちゃんは言います。ついには「わーん!」と泣き出してしまいました。
ママは頑張ったからアイスを食べようと提案します。しかしミロちゃんは泣き止みません。ママに抱かれながら片手を強く前に伸ばして「とけいやさん、いくー!」と顔をくしゃくしゃにしながら叫びました。
外に出ると周りのお店の人たちも応援してくれます。漬物屋さんに少ししょっぱい漬物をもらって「ありがとう」
今度は羊かんやさんであまーい羊かんもらって「ありがとう」元気が出るね。
再出発
それでも時計屋さんに行けなかった悔しさは忘れていません。また1人で歩き始めます。
道が分からなくなったらだれかに聞けばいいよ。お母さんのアドバイスでお土産やさんのお姉さんに道を聞きました。
町のみんなに支えられて、やっとの思いで時計屋さんに到着するミロちゃん。
お店を覗くといつものおばさんがいました。扉を開けてもらって、少し降っていた雨粒をタオルで拭いてもらいます。
お父さんの時計を無事に受け取ると、頑張ったご褒美にチョコと飴がもらえました。ありがとう。
帰り道も町のみんなが見守ってくれます。「行けた?よく頑張ったねー!」
ママのところについて、時計を渡します。
ママは「よく頑張ったね!だっこしてあげる」と言います。でもミロちゃんはもうお姉ちゃんです。
「もうだっこだっこ言わん」ミロちゃんがまたひとつ大きくなった瞬間でした。
感想
元々僕は『はじめてのおつかい!』が大好きで、昔からチャンスがあれば必ず見るようにしていました。
今回は子供ができて初めての『はじめてのおつかい!』でしたが、まぁ今まで通り普通に小さい子の一言ひとことや仕草に癒されるんだろうな、と甘い覚悟で見始めてしまったのが運の尽き。
ミロちゃんが時計屋さんに行けなくて悔しくて泣いている時、それにも増して大号泣してしまいました(´;ω;`)
町の人たちも本当に優しくて、家族のように温かい人ばかり。みんな自分の子供や孫のようにミロちゃんのことを優しいまなざしで見つめているんです。
やっぱり子供を持つと考え方や感じ方が大きく変わりますね。ミロちゃんがうちのみーちゃんと同じ呼ばれ方だったので、未来のみーちゃんを想像して余計に感情移入してしまいました。
子供の成長はゆっくりに思えますが、通り過ぎてしまえばきっとあっという間なんだと思います。うちのみーちゃんもついこの間までは何をしても反応さえしなかったのに、今では喜んだり怒ったり泣いたりしています。
そしてあと数か月もすれば、
離乳食が食べれるようになってさ。
寝返りが打てるようになって。ハイハイしてさ。
立てるようになって、しゃべるようになって。
歌えるようになって、ランドセルを背負って。
部活に打ち込んで、恋をしてさ。
就職して。仕事に悩んで。
結婚して、子供を産んで。
いつかは遠くへ行っちゃうんだろうな。
ぴゃあぁぁ(´;ω;`)!!!
でもその時が来たとしても、僕は全力でみーちゃんのパパでいたいと思います。みーちゃん、奥さんいつもありがとう。出会ってくれて本当にありがとう。こんなへなちょこパパだけど、頑張るからさ。これからもよろしくね!!!
今回も最後までお読み頂きありがとうございました(*’ω’*)♪

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