今回は僕が２人目の子供が欲しいけど、それをためらっている理由について書いていきたいと思います。
こんな記事もあります↓
実は一人目のみーちゃん（現在は０歳３か月）は帝王切開で産まれました。ご存じの方も多いかと思いますが、一人目が帝王切開だと、種々のリスクを下げるために二人目も帝王切開にしないといけません。しかも１人目が出てきた場所と同じ場所を切らなければいけません。
こんなことを言うと甘ちゃんだねって言われてしまいそうですが、いくら麻酔をかけてもらっているとはいえ、いくら新しい命に出会えるとはいえ、愛する奥さんのお腹がメスと呼ばれるナイフで切られるのはちょっときついです。同じ場所？いやいや耐えられない。
この間、本当になんのきっかけもなく、あれ？お腹の傷ってどうなったのかな？そういえば見たことなかったっけなんて思って「帝王切開した傷を見せてみてよ」なんてかるーい気持ちで言ってしまいました。奥さんは「あ、そうか、見たことなかったっけ？いいよ」
僕は脇腹に縦向きでせいぜい１０ｃｍくらいのあまり目立たない傷があるくらいかな？なんて想像をしてました。奥さんがパジャマを少しずらしていきます。ん？脇腹には傷はなさそうだけど？？
「うっ」自分でも顔がゆがむのが分かりました。そして思わず少し後ずさりしてしまいました。下腹部に２０ｃｍくらいの真横に走る痛々しい傷。想像と全然違う。これじゃまるで切腹じゃないか。それを意図してやった訳ではないですが、原因を作ったのは僕自身だと思うとなんだか気持ちが悪くなってしまいました。
もちろん、奥さんが頑張ってくれたのも、２人で望んで赤ちゃんを作ったのも、世の中には望んだってなかなか赤ちゃんができない人だってたくさんいるんだってことも分かってはいるんです。本当に甘ちゃんと思われるかもしれないですが、やっぱり奥さんの体が傷つくのは辛いです。
自分自身が３人兄弟で、奥さんも妹がいるので、みーちゃんにも兄弟もしくは姉妹がせめて一人はいて欲しいと思っていたのですが、ちょっと本気で悩んでしまっています。きっと本人はそんなに大したことないよーとか、むしろ陣痛に耐えなくていいから安心して！なんて言いそうではあるんですがね。でもなかなか本人に、こんなこと言えないよなー。
決心ができたら、お布団でぎゅーしながら今の気持ちを話してみたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました！
こんな記事もあります↓
www.koko269.com
コメント
＞ブログ主様
こんばんは。
私自身、帝王切開で生まれた子なので、なんとも慰めて差し上げる事が出来ないのですが、ただ、子供の立場として何か言えるのだとしたら「命の危険にさらさずに、産んでくれて有り難かった」（母へ）と言う事でしょうか。勿論、私の母のお腹にも深い切り傷があります（私の母のは、臍から下腹部にかけての縦の傷です）。弟も私に続いて「切腹」で生まれました。姉弟ともども、産道を通って生まれる「試練」を経験していません。赤ちゃんにとって、最大限にリスクの少ない出産を英断してくれた親に、感謝しています。
伴侶である御主人には、痛々しい事ではありますが、赤ちゃんの無事を自分の身体と引き換えにしてくれた親の決断は、きっと娘さんへの、大きな誕生日プレゼントになった事であると思います。
決心がつかなくても良いですよね。御主人様と奥様が納得されてからの、第二子ですものね。「その時」がくるまで、そのままでいいと思います。この先、お二人の気持ちが動くか、固まるか、あるいは、現状維持かは分かりませんが、お二人の為の、お二人のお子様の為の、お二人の人生の為の、正しい決断は、お二人こそが出来る事であるはずですので、悩みもし、迷いもするでしょうけれど、きっとどうあってもお二人で出せると思います。
どうか、ご無理をなさらず。
「そうある日」を待ちましょう。今は、小さな娘さんの為に、精一杯で良いですよね。大丈夫です。
厚かましいコメント、ごめんなさい。
あっこさん
コメントありがとうございます。実は僕も帝王切開で産まれた子なのです。うちの母にも縦の大きな傷があります。もし母と父が帝王切開を選ばなかったら、僕はこの世に存在すらしていないんですよね。確かに大きなプレゼントですよね。子供が分かるようになったら話してみたいと思います。まだ奥さんの体が安定していないので、しばらくはどちらにしても難しいのですが、２人で良く話し合って、歩幅を合わせて進んでいきたいと思います。ありがとうございます。